職場を知る
business
一日の流れ
7:30
会社に集合後、それぞれの現場ごとに車で出発し、7:30までに現場に到着します。
8:00
元請け企業による現場の朝礼に参加し、KY活動を行います。職長と共に現場の危険について全員が認知し、安全対策を確認します。
8:30
道具の準備や立ち馬などの作業環境の準備を行った後、作業を開始します。
現場では冷媒配管や衛生配管の施工工事のほか、電気工事や計装工事などを行うこともあります。
10:00~10:30
午前中の30分休憩です。指定されている場所で休憩を取った後、作業を開始します。
12:00~13:00
昼食は、近所の食堂などに皆で食べに行きます。その後は、休憩所で休んだり、昼寝をしたり、スマホを見たりなど自由に過ごします。
13:00
午後も午前中からの作業を引き続き行います。
気を引き締めて安全重視を徹底し、踏みはずし等に気を付けながら作業を行います。
15:00~15:30
午後の30分休憩です。夏場は水分補給をするなど、体調管理にも気を付けます。
17:00
作業終了に向けて片付けを始めます。道具類を片付け、現場をきれいに清掃します。
17:30
現場の作業を終了し、車で会社に戻ります。そして翌日の段取りを確認後、解散します。
使用する道具
脚立・立ち馬
天井にある配管などを施工する際に使用するのが、脚立や立ち馬。4本足で広い作業台が付いている立ち馬は脚立よりも安定感があるため、使用頻度の高い道具です。
ドリル系
(インパクトドライバー・ハンマードリル)
インパクトドライバーは、ネジやビス止めに用いられる電動の工具です。電動で衝撃を加えながらネジやビスを回転させて打ち込むため、通常のドライバーよりもしっかりと締め上げられます。これは使用頻度の高い工具のため、一人一台ずつ支給しています。
またハンマードリルは、ハンマーのような打撃とドリルの回転を併用し、コンクリートなどの硬度の高い対象物に穴を開けることができる電動工具です。主にコンクリートにアンカーを打つときなどに使用します。
職人の個性を表現する
腰道具
職人の必需品である腰道具は、プロフェッショナルを意味する重要なアイテム。
空調設備工事の職人に必要な工具は、インパクトドライバー、プラスマイナスドライバー、ペンチ、ニッパー、スケール、プライヤー、パイプカッターなどで、そのほかに個人で必要な工具を加えていきます。
それら工具が収められた腰袋を身に付けた職人たちの後姿は、まさに武装したヒーローのように迫力満点!
工具は見なくても手に取れる位置に差しているため、工具の種類はおろか、差し込み位置においても個性が光っており、腰道具は職人たちの腕と経験と情熱を象徴する特別なツールといえます。
集めれば、まるで動物園のような建設用工具
タヤグラでは内装工事や外構工事なども手掛けているため、その他の建設用工具も扱っています。例えば、モンキー(レンチ)、カラス(プライヤー)、ネコ(一輪の台車)、ウマ(脚立)、などで、集めれば動物園のような名称の工具ばかりで親しみがあります。
配管加工道具
配管を切断する際には、旋盤(せんばん)という工具を使用します。旋盤は、加工物を回転する土台に取り付け、バイト(刃)という工具によって切削加工を行う工作機械です。固定した配管を回転させて、バイトを当てることで配管を切ることができます。
また、空調設備の冷媒管である銅管を曲げる加工を施すときは、ベンダーを使用します。ベンダーは、油圧式の管曲げ機で、銅管を折ることなく曲げることができます。
さらに配管を切断するハンドソーや、重量物を吊るためのアッパーなど、さまざまな工具を使用して施工工事を行っています。